成分

水溶性食物繊維と不溶性食物繊維

内臓の健康

2023-03-07

食物繊維には、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維があります。

水溶性食物繊維の特徴

水溶性食物繊維は水分保持能力が高く、ゲル状になり腸内の毒素や、不要なコレステロール、糖などを体外に排泄し吸収を抑制します。また、腸内に住む細菌、特に善玉菌のエサとなり体の調子を整える短鎖脂肪酸の産生を助けます。

不溶性食物繊維の特徴

不溶性食物繊維は腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)を盛んにします。それにより消化管内の水分を保持し便の量を増やすことで排便を促します。

食物繊維の摂取割合は、不溶性2:水溶性1が理想と言われています。

効果

下記の効果が報告されています。

腸内環境を整える

善玉菌が作る短鎖脂肪酸は、炭素の数が6個以下の脂肪酸で、酢酸、プロピオン酸、酪酸などが含まれ、大腸の細胞のエネルギー源となっています。 また短鎖脂肪酸が作られると、腸内を弱酸性化し悪玉菌の増殖を抑制します。それにより腸内環境を整えます。

参考文献

株式会社メタボリック – 水溶性食物繊維の多い食品は?【管理栄養士監修】
健康長寿ネット – 食物繊維の働きと1日の摂取量

監修 サプリ開発チーム

弊社動物向けサプリメントに配合する成分の選別や比率の調整などを研究している薬剤師によるチーム。自分たちでも原料から試食をして、味などの確認をしている。