成分

名前が似ているけど一緒? – 糖類編

成分

2023-08-10

糖は結合している数により、呼び分けがされています。

単糖類

糖が1つのもの。果糖(フルクトース)やブドウ糖(グルコース)が該当する。

二糖類

糖が2つ結合したもの。ショ糖(スクロース)、乳糖(ラクトース)が該当する。

オリゴ糖

「オリゴ」とはギリシャ語で「少ない」という意味で、単糖が2~10個程度結びついたものをオリゴ糖といい、少糖類とも呼ぶ。ただし明確な定義はなく、そのため二糖類もオリゴ糖と分類されるのですが、一般的には3つ以上単糖類が結合したものを、オリゴ糖と呼ぶことが多い。

糖類の分類
株式会社パールエース – 「オリゴ糖」って何だろう?より

オリゴ糖は原材料により種類が分かれる。

フラクトオリゴ糖

砂糖を原料に酵素を作用させて作られる。

ガラクトオリゴ糖

乳糖にβ-ガラクトシダーゼを作用させて作られ、母乳や牛乳に含まれている。

大豆オリゴ糖

大豆から天然成分を抽出・分離させて作られる。

イソマルトオリゴ糖

でんぷんを原料として作られ、ハチミツや味噌、しょうゆなどに含まれている。また熱や酸に強いとされている。

ラフィノース

てんさいから精製されて作られる。砂糖大根やビートに含まれる。
甘さは砂糖の約20%、カロリーは約半分とされている。

参考文献

厚生労働省 e-ヘルスネット – オリゴ糖
光商社員の部屋(ブログ) – オリゴ糖の代表的な種類を紹介!違いや選び方のポイントとは?