成分

グリチルリチン

内臓の健康

2023-08-10

グリチルリチンとは

グリチルリチンは漢方薬として有名な甘草に含まれる成分で、甘みがあります。
肝臓の機能を改善したり皮膚の炎症を抑えることが知られています。

甘草を含む漢方薬は多数あり、芍薬甘草湯・抑肝散・葛根湯・柴苓湯・補中益気湯・人参養栄湯・小青竜湯などがあります。

効果

グリチルリチンには、以下の効果が期待されています。

肝臓の機能を改善
皮膚の炎症を抑え

分子内に肝臓での解毒作用に使われるグルクロン酸を含むため、肝臓の負担軽減が期待されます。

摂取上の注意

頻度は低いですが摂り過ぎにより高血圧や低カリウム血症が生じますので、ご注意ください。

参考文献

日本漢方生薬製剤協会 – カンゾウ(甘草)
日経メディカル – グリチルリチン製剤の解説
化粧品成分オンライン – グリチルリチン酸の基本情報・配合目的・安全性
社会福祉法人京都社会事業財団 西陣病院 – 漢方薬によく含まれている「甘草」のお話

監修 サプリ開発チーム

弊社動物向けサプリメントに配合する成分の選別や比率の調整などを研究している薬剤師によるチーム。自分たちでも原料から試食をして、味などの確認をしている。