カシスアントシアニン
眼の健康
2024-04-10

カシスアントシアニンとは
カシスアントシアニンはカシスに含まれるアントシアニンです。
アントシアニンは有色野菜や果物の赤紫色となる色素で、抗酸化作用を持つポリフェノールの一種です。暗順応(※)や視機能改善作用があると言われています。
※ 暗順応:暗さに目が慣れて、視力が確保されること
カシスに含まれるアントシアニンは以下の4種類で、その内2種類はカシス特有の成分のため、ブルーベリーやビルベリーには含まれません。
- D3R(デルフィニジン-3-ルチノシド):カシス特有の成分
- D3G(デルフィニジン-3-グルコシド)
- C3R(シアニジン-3-ルチノシド):カシス特有の成分
- C3G(シアニジン-3-グルコシド)
効果
カシスアントシアニンには、以下の効果が報告されています。
暗順応
視機能改善作用
カシスアントシアニンはブルーベリーのアントシアニンより、ピントフリーズ現象を抑制することが報告されています。
またカシスアントシアニンには他のアントシアニンにはない、以下の効果があると言われています。
末梢循環の改善
緑内障における視覚障害の進行抑制作用
またヒヨコを用いた実験では「近視化抑制効果」が認められています。
近視は遺伝や環境により、眼軸が伸びてピントが網膜の手前で合うため、はっきりとは見えません。カシスアントシアニンは、眼軸長が伸びるのを抑制することで、近視化の抑制が出来ると報告されています。
参考文献
一般社団法人 日本カシス協会 – カシスアントシアニンって?
一般社団法人 日本カシス協会 – 緑内障の進行を抑制に効果を発揮
一般社団法人 日本カシス協会 – ブルーベリーより目に効く?
わかさの秘密 – アントシアニン
監修 サプリ開発チーム

弊社動物向けサプリメントに配合する成分の選別や比率の調整などを研究している薬剤師によるチーム。自分たちでも原料から試食をして、味などの確認をしている。